2024年のパリオリンピックから公式種目に加わった『ブレイキン』。
ストリートダンスの一種であるブレイクダンスがオリンピック競技になるのは、ダンス経験者の筆者にとってもかなり衝撃的でした。
ほんの10数年前まではまだ、ストリートダンスへの印象はよくなく、学校内で踊るのにも邪魔扱いされていたほどです。
ストリートダンスがオリンピック競技になるまでに、世間に認められたことは、ダンス好きとしてはとてもうれしいです!
ダンスにルールってあるのかな?
採点方法も難しそうだね
この記事では、オリンピックでのブレイキン(ブレイクダンス)のルールや採点方法についてわかりやすく解説します!
オリンピックにおけるブレイキンの公式ルールを解説します。
・男女16名が1対1で直接対決
・選手は演技を披露して相手がそれに返す(バトル形式)
・ジャッジは5名
・5つの基準に基づいて採点される
・審査員はタブレットを使用して各要素の得点を評価する
・トップロック
・フットワーク
・パワームーブ
・フリーズ
ここからは、各構成要素がどのようなものなのかを解説します。
トップロックは、立った状態で足のステップと上半身を組み合わせたダンスのスタイルです。
フロア技に入る前に導入される場合が多い動きです。
バトルにおいては、相手への挑発や誘導に使われたり、フリースタイルセッションなどではトップロックでわいわいとビートに乗るなどして使われます。
技というよりはリズムをとったり、技と技のつなぎに使われることが多いです。
フットワークは、かがんだ状態で素早く足を動かしたり、挑発的な振り付けのことです。
基本的にフロアに手をついて、低い姿勢で行う足技のことを指します。
しゃがんで手をついて、片足を時計の針のようにぐるぐる回す動きなどもフットワークの1種です。
パワームーブとは、ブレイキンにおいて最もダイナミックでアクロバティックな動きです。
上半身を主に使い、回転や跳躍を伴う技があります。
代表的なものは、背中や肩で回転するウィンド観るや、頭で回転するヘッドスピンなどがあります。
高難易度の技は、ブレイキンの見どころとされており、みなさんもブレイクダンスというとこういったダイナミックな動きをイメージされるのではないでしょうか。
フリーズは、言葉の通り止まることです。
トップロック、フットワーク、パワームーブなどの一連の流れから音に合わせて数秒間停止するムーブで、逆立ちや肘・頭で体を支える逆さまのポーズが特徴です。
「オリンピックのブレイキンってなるといわゆるゴリゴリのだよね?」
「オリンピックのブレイキンも楽しみにしてます!」
「オリンピック種目でブレイキン何気に楽しみにしてたから楽しみUPした。」
「オリンピックあるしブレイキンの試合よく見てるけど勝ち負け全然分からないの楽しいけどw」
「パリオリンピックでめっちゃ楽しみにしてる競技!」
と、先日のTHE DANCEDAYの放送の影響もあり、オリンピックのブレイキンへの期待値が上がってきています!
この記事では、オリンピックでのブレイキン(ブレイクダンス)のルールや採点方法についてわかりやすく解説しました。
・審査員は5名
・4つの要素について5つの審査基準で点数化する
ブレイキンの細かい技や採点方法について、少しイメージできましたか?^^
いろいろな映像を見て、目を慣らしておくとオリンピックの採点箇所が分かるようになるかもしれませんね。