パリオリンピック柔道女子代表の阿部詩選手が、2回戦敗退で号泣した姿がとても話題になりました。
賛否分かれた号泣劇でしたが、迷惑だという声もあがっていました。
その理由は
と言われています。
この記事では、阿部詩選手の号泣は迷惑行為に当たるのか、泣きすぎてみっともないと言われている背景をまとめます。
阿部詩選手の号泣は迷惑行為として処罰されることはないでしょう。
なぜなら、その場で注意されたりコーチから引きずりだされることもありませんでした。
また、現地で観戦していた多くの外国人からは「ウタコール」による励ましのエールが送られました。
とはいえ、柔道の発祥である日本では「武道の心」や「礼儀」など精神的な面が重要視されます。
そのため、競技進行に支障をきたした阿部詩選手に厳しい声が向けられました。
阿部詩選手が「泣きすぎ」「みっともない」と言われた理由は、人目をはばからなかった上に、かなりのボリュームで嗚咽していたからです。
競技は進行中のため、阿部詩選手の泣き叫ぶ声が試合中の他の選手まで聞こえると集中力を欠く可能性もありますよね。
また、選手や関係者が通る通路に倒れこんでいたため、物理的にも迷惑のかかりかねない状況でした。
とはいえ、阿部詩選手自身もコントロールできないほど脱力してしまって動けなかった様子は見ていてわかりました。
オリンピックの重圧は計り知れないですし、兄妹そろってメダルを期待されているため、一人で戦う人とも違うプレッシャーがあったと思います。
現地で観戦していたファンのように、寄り添って応援する姿勢を視聴者としてももっていたいですよね。
「気持ちとしてはわかるけどあんな公の場じゃなくてロッカールームに戻ってから号泣とかの方がプロとしてかっこよかったと思う。」
「負けて悔しい、とてつもなく悲しい、というのは、阿部詩選手だけではない。出来れば、コーチが退場させて欲しかった。進行に支障を来したのは残念。」
「相手あっての勝負なのに、あの態度は勝者サイドの方達にもの凄く失礼だと思う。」
「阿部詩ちゃん、見てるの辛いな 王者の重圧。このオリンピックまで負けていなかった事実…」
「前回王者だからこんなに号泣してるんだよ。 3年間、世界中の選手が【打倒阿部詩】で毎日練習してるし、彼女も【絶対勝たなければならない】という重圧がかかってたからのあの涙じゃん」
「4年に一度のオリンピックにどれだけの思いを持って望んだか何故それが分からないのかな。「恥ずかしい」だの「大人なのに」とかよく言えるね。」
賛否が本当に分かれていますよね。
阿部詩選手はこれを糧にまた飛躍してくれることを期待したいですね!
この記事では、阿部詩選手の号泣は迷惑行為に当たるのか、泣きすぎてみっともないと言われている背景をまとめました。
・迷惑行為にはあたらない
・厳重注意される可能性がある
・競技進行の妨げになったため批判が殺到した