皆さんは実家のご両親と老後の話をしていますか?
私のところでは、両親に何かあった時のことは母から私には日ごろから話をされています。
70代を目前にして急激に両親ともに体力と記憶力の低下が起こってきており、我が両親もいつまでいまのままでいられるかはわかりません。
特に我が家の母は子離れが出来ていないので、老後はなおさら私に頼ってくる可能性があります。
この記事では、子離れできない親の老後について考えていきます。
私の家は両親と長男次男、私が末っ子という家族構成です。
長男は実家の近所に家を買いましたが絶縁状態で、次男は遠方に住んでいます。
言わずもがな親の面倒は私に回ってくるのが目に見えていますが、実際当事者同士がどう考えているのかまとめてみました。
母は、今の時代は娘が実家の近くにいて両親の面倒を見るのがスタンダードだと言っています。
男の子は最終的には細かいことを任せるには不安なので、女の子である私に遺言書や通帳の在処などをすべて教えると言われました。
母自身が、親戚の老後のお世話で時間や精神を費やしてしまった経験から、自分たちの時は子どもに迷惑をかけたくないそうです。
介護が必要になった場合や死後の葬儀などの費用は準備しておきすべて安価でいいと伝えられました。
実家のマンションは、エレベーターなしで老体には辛くなってきたので、私に譲り渡して両親は低層階の賃貸に引越しをしたいとも話しています。
あんたがこの家に住んでくれない?
両親が二人での生活に支障をきたすようになってからのことについては、両親の望むようにしていきたいと思います。
私が両親のそばにいる以上、真っ先に駆け付けたり何かあった時の対応をするのはしかるべきと思います。
ただし、両親が二人で生活をしていける間は、私と娘の家族の生活を優先するつもりです。
あくまで生活の軸は自分の家庭だと思っているよ
両親ともに60代後半に入り、父の仕事も2度目の定年が迫っています。
そう考えると我が子が小学校に上がるころに最初の転換点が訪れる可能性があります。
子どもの成長が忙しい時期に親の面倒をみたり介護をするとなると、私自身がプレッシャーで潰れてしまうかもしれません。
まだ子どもが幼い時期に私一人ですべてを背負うことは避けたいと思っています。
そのためにも、まずは両親が元気なうちから話し合いをして記録に残しておくことが大切です。
その時になってから考えては遅いので、事前の準備をしておくことで両者にとって負担の少ない仕組みを築いておきたいです。
過干渉な母親に疲れるし限界!お互いが自立した関係性をつくる方法は?日本人の健康寿命が延びている昨今、両親が何歳まで元気でいられるかは検討もつきません。
子どもの支援が必要になる日は突然やってくるかもしれません。
もし、何も決めずにその瞬間が来てしまったときは、混乱をして自分を犠牲にしてでも両親のために尽くすことになりかねません。
もちろん、自分の両親ですからその生き方も間違いではないと思います。
子どもが大きくなるまでは子ども最優先で生活していきたいんだけど…
私の場合は30代過ぎてから授かった子どもなので、子育てと親の老後の面倒を見るタイミングが重なる可能性があります。
その中で、自分の生活を犠牲にせず両親と付き合っていくためには、やはり事前の話し合いと細かいことをリストアップしておくことだと思います。
今後両親が認知症などで認知機機能が低下することもあり得ます。
その場合、口約束や口頭で何となく話をしておくだけでは不十分と言えます。
しっかりと文書に残すことで、お互いに口論になったり言った言わないが起こらないようにしておきたいです。
そして、両親が元気なうちに両親と適度に離れた距離感を作っておき、自分に依存しすぎない関係を確立しておきたいと思っています。
自立できないのは親のせい?子育てをして気づいた母との共依存関係今回は、子離れできない親の老後について考えてみました。
- 親の老後は近くに住んでいる人が見る可能性が高い
- 親は娘を頼りたいと思っている
- 子は親の老後をプレッシャーを感じたくないと思っている
子育てと両親の老後のお世話が重なると負担はとても大きなものになってしまうと思います。
そして、これまで悩みを相談していた両親にすら頼れなくなるとどんどん一人で抱えこみかねませんよね。
いずれは訪れる両親の老後に、早めから備えて家族で話し合っておくとよいですね^^