韓国のアートディレクター・ミンヒジンさんはNewJeansの生みの親です。
2024年8月に、NewJeansの所属事務所「ADOR」の代表を解任されています。
名前 | ミン・ヒジン |
誕生日 | 1979年12月16日 |
出身地 | 韓国 |
職業 | アートディレクター |
時期 | 経歴 |
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2002年~2019年 | SMエンターテインメントクリエイティブディレクター |
2017年~2019年 | SNエンターテインメント登記理事 |
2019年~2021年 | HYBE COB |
2021年~2024年 | ADOR CEO |
2024年~解雇 | ADOR 社内取締役 |
ミンヒジンさんは、HYBEの子会であるADORのCBOを務めながら、NewJeansをプロデュースし人気グループへと成長させました。
ADORではしっかりと土台を作ったうえでNewJeansを作り上げ売り出したため、ものすごい速度で人気絶頂へと昇り詰めるグループとなりました。
親会社であるHYBEよりも専念できる環境にあったことで、NewJeansのメンバーからミンヒジンさんへの信頼はとても厚いものでした。
ミンヒジンさんがSMエンターテインメント時代から手掛けてきた楽曲には大ヒットしたものがたくさんあります。
アーティスト名 | 楽曲 |
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少女時代 | Gee |
EXO | Growl |
f(x) | Pink Tape |
RedVelvet | The Velvet,TheRed |
NCT U | The 7th Sense |
NewJeans | Ditto,OMG |
このほかにも、東方神起のデビュー間もないころのコンセプトやデザイン、SHINeeのアルバム名の企画や写真撮影など、ヒットしたアーティストを多く手掛けてきています。
NewJeansのデビュー曲では、予告なしでいきなりTeaserを配信するなど、これまでのK-POP界になかった手法を使って視聴者を惹き付けました。
また、その後発表されるTeaserもこれまでのK-POP女性アイドルとは違うインパクトを与えて、斬新かつ時代に合ったセンスで若い世代を中心に人気を集めるアイドルを生み出しました。
アイドルグループというと、韓国に限らず「グループのコンセプトを作って売り出す」というイメージですが、ミンヒジンさんの手掛けたNewJeansは、一人一人の個性を最大限に引き出すことに重きを置いていました。
そのため、ファッションやヘアスタイル、メイクなど、一人一人に対してこだわりを持ってプロデュースしていきました。
そのセンスが、現代のトレンドを取り入れながらもスタイリッシュにまとまっていることで、新しいアイドルの魅力を生み出しました。
ミンヒジンさんの作るMVやビジュアル、ライブ演出など、すべてにおいてNewJeansのみならず、これまでプロデュースしてきたグループのファンから絶大な支持を受けています。
見た目のインパクトやそこから生み出されるエネルギーに惹きこまれるファンが多く、アーティストの垣根を越えて、「ミンヒジンさんが作ったから」という理由で作品を選んでいたという声もありました。
観衆を引き付けるものを生み出す感覚が非常に優れたプロデューサーであることがわかりました。